戸境壁

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戸境壁の厚み、床の厚みは何cm ?



戸境壁とは隣と隣の仕切りの壁のことです。当然、マンションの場合集合住宅なので音の問題があります。

戸境壁が厚ければ厚いほどいいですよね?

どれくらいあれば十分かというと15cmもあれば十分かと思います。

構造も直張りと二重壁構造とあります。

木枠にプラスターを被せた内装なら、二重構造になりますので、そんなに隣家の生活音が聞こえる心配はないでしょう。

賃貸マンションは鉄骨造が多く、分譲マンションは現在は鉄筋コンクリか鉄骨鉄筋コンクリです。

最近の鉄骨造は内部に音が響きやすく、賃貸用は工費を限界まで抑えるようにしており、分譲用とは基本が違うのです。

戸境壁は18cmもあれば、コンクリート壁の遮音性能はD50程度の効果が得らるようです。

これは、隣の部屋で鳴った電話音が置時計の秒針の音位に小さく伝わることで日常生活に支障はないと言われています。

ただ音の感じ方は個人差があり、マンションの立つ周辺環境によっても感じ方が変わってきます。

戸境壁の遮音等級はD-○○で表示されます。○○の数字が大きいほど遮音性が高くなります。

標準的な壁の遮音等級はD-50といわれています。

日本建築学会適用等級でのD-50の生活実感は、ピアノ、ステレオ等の大きい音は「小さく聞こえる」、
テレビ、ラジオ、会話等の音は「ほとんど聞こえない」、
プライバシーの確保は「日常生活で気がねなく生活できる」
となっています。

一般的にはD-50の遮音等級が確保できる戸境壁厚は15cmといわれています。

現在販売中のマンションの戸境壁は18cmから20cmが多く、隣戸間の遮音性に配慮してるといってもよいでしょう。

マンションによって、コンクリートの上に直接床材を貼った『直床貼り』と、支持脚(支持ボルト)の上に合板などで床をつくってから床材を貼った『二重床』があります。

どちらの方式でも、最初はその方式に合った床材が使われていますが、カーペットをフローリング(木材)にする場合や、フローリングを取り替える場合には、方式によって床材の選び方が変わってきます。

床暖房を備えている場合は、「設備機器についてのご注意」もご参照ください。

(1) 直床貼りの場合は、軽量床衝撃音(コツンという音)が伝わりやすいので、「直床貼り遮音フローリング」が使われています。

これは、軽量床衝撃音の遮音等級(LL)の値が、45または40という材料です。

軽量床衝撃音の遮音等級(LL)は、数字が小さいほど、コツンという音が伝わりにくい材料です。

どの等級で設計されているかはパンフレットなどで確認できますから、これを確かめて同じ性能以上のものを選んで下さい。

(2) 二重床の場合は、支持脚の上につくった床で衝撃音をやわらげていますので、フローリングは二重床にあった住宅用というものを選べばよいことになります。

床の厚みをスラブ厚といいます。

スラブとは垂直方向からの面荷重を受ける板状のもののこと。

コンクリートでつくられているものを「コンクリートスラブ」、床として用いられるときは「床スラブ」という。

一般的に鉄筋コンクリート造の上階住戸と下階住戸の間にある構造床(界床)を指し、梁や小梁と一体化してつくられています。

床を通じて生じる音を床衝撃音といい、その音の種類によって、重量床衝撃音と軽量床衝撃音に分けられます。

重量床衝撃音で代表的なのは、人の足音や飛び跳ねる音で、低音域で発生します。

軽量床衝撃音で代表的なのは、物を落としたり移動させる際に生じる音で、中高音域で発生します。

重量床衝撃音は、重くて軟らかい物が衝撃源となるため、床仕上げ材を軟らかくしても、衝撃源自体の柔らかさに吸収されてしまうため、あまり効果が期待できません。

この場合は、床構造自体の剛性や質量を高めることで、床の振動を抑えることが重要となります。

簡単に言うと、マンションのような鉄筋コンクリート造の場合は、コンクリートの床スラブが厚ければ厚いほど、床振動が生じにくくなり、重量床衝撃音を抑えることができます。

具体的には、スラブ厚が20センチ以上あれば、ほぼ安心といえます。

最近ではスラブ厚が25センチといったマンションも増えてきました。



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